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PDFが開かないときの対処法

25/10/2026 更新

「ファイルが破損していて修復できませんでした」という表示は不安になりますが、実際には外れていることのほうが多いメッセージです。開けないPDFは、ページの中身は無事なまま、各オブジェクトの位置を示す索引(相互参照テーブル)だけを失っていることがほとんどです。簡単な手順から順に試していきましょう。

まず、ありがちな原因を除外する

破損と決めつける前に、外見では区別できない次の3点を確認してください。

  • ダウンロードの中断。元のファイルサイズと比べてみます。2 KBしかない「PDF」は転送が途切れた結果で、欠けた部分はどのツールでも作り出せません。ダウンロードし直してください。
  • そもそもPDFではないファイル。エラーページが.pdfという名前で保存されていることがあります。テキストエディターで開くと、冒頭に%PDFではなくHTMLが見えます。
  • パスワード。エラーではなくパスワードの入力を求められる場合、ファイル自体は正常です。

別のビューアーで開いてみる

ブラウザーはデスクトップのソフトより寛容です。新しいタブにファイルをドラッグするか、「PDFビューアー」で開いてみてください。

そこで表示できれば文書は読める状態で、問題はお使いのアプリ側にあります。ブラウザーからPDFとして印刷すれば、きれいなコピーが手に入ります。

3ステップでファイルを組み直す

  1. 「PDF修復」を開き、壊れたファイルを選びます。
  2. ツールが文書をオブジェクト単位でたどり、残っているページ内容を見つけて、その周りに正しい構造のファイルを組み直します。
  3. 修復版をダウンロードし、送付する前に重要なページを確認します。

処理はすべてブラウザー内で完結します。壊れた契約書や診療記録が端末の外に出ることはありません。こうした文書で「壊れたファイルを送ってください」と言われるのは、まさに避けたい状況です。

それでも開かないとき

レイアウトは失われても、文字だけは救えることがよくあります。「PDFをテキストに」で読める部分を抽出すれば、作業をやり直さずに文書を作り直せる場合がほとんどです。元がスキャンなら、修復版を「OCR」にかけると選択できる文字が戻ります。

再発を防ぐには、ダウンロードを最後まで完了させる、保存中にアプリを閉じない、USBメモリーや不安定なネットワークドライブ上で直接PDFを編集しない(先にローカルへコピーする)ことです。

よくある質問

修復したPDFは信頼できますか。

出力されるのは新しく正しい構造のPDFです。それでも渡す前に重要なページは確認してください。特にフォームの入力欄や署名は、必ずしも残るとは限りません。

ファイルはサーバーに送られますか。

いいえ。修復はお使いの端末のブラウザー内で行われます。アップロードがないため、どこにも複製は残りません。

メールで送ったらPDFが壊れたのはなぜですか。

添付ファイルを書き換えるメールゲートウェイがあります。送信前に圧縮するか、リンクで共有すれば、たいていは避けられます。

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